日本に浸透しつつある精神論
こんばんは
本日は精神論についてです。
精神論、と聞くと皆さんどういうものを思い浮かびますか?
気合があればどうにかなる!気持ちが足りないから駄目なんだ!という様な事を思い浮かばないでしょうか?
僕が言いたい精神論はそうじゃないです。というか精神論に当たらないと思ってます。
気合や気持ちでなんとかするのは精神論ではなく根性論です。
その人の心の体力を消費して、なんとか物事をこなす事です。
これについて本人が自分を奮起させる時、または本当にもう気合でどうにかするしかない場面で使われるものだと思います。
なんでもかんでも根性で解決しようとすると恐らく身体は健康でも心がダウンしてしまいます。
では精神論というのは本人がどう感じて、どう考えているか、というの考慮した上でと思ってます。
人の楽しい、悲しい、辛い、嬉しい、という感情を尊重するということです。
昨今の日本ではこういう感情を大事にした上で仕事を与える、仕事をする、遊ぶという考え方が広まってきているんじゃないかなと思ってます。
10~20年ほど前の日本であれば気合でどうにかしろ!日本人なら頑張れるだろ!みたいな意見が飛び交っておりましたが、今の日本でそんな事言おうものなら批難殺到です。
ほとんど暴力と変わりませんからね。相手のプライドや心を大きく傷つける行動、言動は下手な暴力よりもたちが悪いと思います。
海外ではそういう行動を起こした人は逮捕されるまでに当たるんじゃなかったでしたっけか。
話が逸れました。人は感情で動く生き物です。楽しい!という感情があれば体力的に厳しくてもこなせることもありますし、極論を言えば病ですら感情一つでどうにかなります。
病を倒せるってんな馬鹿な、と思いますがそうなると興奮してしまって高血圧により意識が無くなるとか、気が滅入って目眩がするなどの症状はどう説明されるんでしょうか。
感情一つで体調の良し悪しさえも変えれるのです。勿論限度はありますけど。
癌になったけど遊んでれば治るだろ!
いやそんな事はないのですぐに病院に行って適切な治療を受けてください。
あくまで治療の助けになるだけであって完全な万能薬ではないので。
楽しいと感じる物事には勝手に工夫したり、より高いレベルの事をやろう!と思えるものです。限度はありますが・・・。
逆につまらないと感じる物事に対しては素っ気ない対応になったり、雑な対処になったりするでしょう。そりゃ当たり前です。楽しくないものを進んでやるのなんて何らかの対価があるからです。
楽しい上に対価がもらえるとなるとそりゃー喜んでやりますし、求められた以上の働きをするでしょう。それが精神論です。
他人も自分の感情も尊重することでより良い関係や結果が生まれるんじゃないですかね。
以上。