普通普通って言いますが
こんばんは
本日は誰でも口にする「普通」という言葉についてです。
まぁ昨今の日本では普通という言葉を口にすると普通ってどっからどこまでが普通ですか? とかあなたの普通を押し付けないで下さいとか返ってくる時代になりましたね。
まぁこれは普通、と言う言葉が多くの人を苦しめた結果、反感を買いやすい言葉になったと思います。
では普通、という言葉は使ってはいけない言葉なのか?となりますと
いや決してそんな事は無いと思います。普通という体の良い言葉で相手の文化や思想を一方的に否定したことによって一部の人にとっては嫌な言葉として存在しています。
僕的普通という言葉は単純に過半数以上の人間が選ぶ行為や思想などの事を指していると思ってます。
とある時に誰かの発言などに対して僕は「まぁ普通の反応だな」と感じた時がありました。その時に「いや、普通という一括りにするのはこれ如何に・・・?」と思い、その事について考えてきました。
僕が出した結論としてはその人が関わってきた人の中、見た聞いた意見のな中で単純に多くの人が選んだ選択肢に過ぎないとということです。
その人ってのは普通という言葉を思った、口にした人の事です。
今の日本で注目されている内容で言えば異性愛は 普通 なんです。かなり反感を買ってしまいそうな内容ですが、そりゃ当然な事です。異性愛の方のほうが多いので。
だからって別に普通じゃない人がどうこうって話じゃないです。
普通じゃない、過半数ではない人が取った選択肢。ただそれだけです。
難しく考えすぎなんですよね。本当にたったそれだけの事に過ぎないのです。僕の中で普通じゃない≠おかしいという印象です。時と場合によっては=にはなりますが絶対的に=でもないです。
初めて会った人の事は基本異性愛者だと思いますよね、アジア人の顔立ちしてる人に会ったら日本人だと思いますよね、日本人に対して最初っからベジタリアンだと思って接しませんよね、日本人を虫を食べる人だと思って接しませんよね。
僕はそういう事だと思います。日本人同士が会ったら普通、ある程度今まで出会って来た人達の共通認識範疇内で話し合うものだと思います。そうではない人に会ったらそういう人がいた。たったそれだけの話です。
へー珍しいね程度の話ですし、今まで会った事のない思想や文化を持つ人間はそりゃ気になりますよ。人間誰だって好奇心を持っているのですから。それについて聞くのを相手が嫌そうにしていたら聞くのをやめる、それだけ。まぁ世の中にはそこでやめようとせず無理に聞き出そうとする方もいますがそれは駄目です。
過半数を下回る人間にたまたま出会ってだけで相手を一方的に否定したり、馬鹿にしたり、除け者にする人間がいてしまったが為に普通じゃないという言葉が相手をけなす言葉としてなってしまったのじゃないのかな、と思います。
過半数を下回っている人間を馬鹿にした人もまた一方的に悪いとは思いません。
結局そうやってきたのはそういう先人たちを見てきたからです。悪いのは人ではなくそうなってしまった環境、文化に有ると思います。
そういう意味では普通じゃないという言葉避けよう、というのは人が人を傷つけるのをなるべく避けるという心遣い。
わずかずつではありますがまたこれも日本が良い方向へ向かうためのかと思うと使用を控えるのがいいのかもしれないと思いました。
結局普通じゃないって言葉は駄目なんかい!って言われますと・・・どうなんでしょうね。変な締め方ですんまそん。
以上。